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一連の報道への当研究所の見解

2022-07-30

一連の報道への当研究所の見解

2022年7月30日

各種報道機関の皆様へ

一般社団法人 世界戦略総合研究所

会長 阿部正寿


一連の報道への当研究所の見解

 世界戦略総合研究所は、私、阿部正寿が中心となり、支援者と共に設立した保守系シンクタンクです。その後発展を続け、本年で設立から22年を迎えることとなりました。その間、出版、セミナーなど、様々な啓蒙活動を続け、現在では全国に支部を擁する確固たる基盤を築くことができました。特に、民主党連立政権の渦中では、保守政権を取り戻すことに奔走し、多くの日本を憂う愛国諸団体とも交流を深めてまいりました。

 当研究所が、設立当初から一貫して追求しているものは『日本の国益』です。なすべきことは、『尊皇愛国』、『反共救国』、『保守団結』、『国際連帯』です。『日本を護り、強い日本を築く』ため、幅広い層の同志が集い、活動を展開しております。そのため、会員規定には宗教に関する規定は存在せず、入会申込書にも宗教欄はございません。日本の国益のために共に闘おうという皆様が、宗教やイデオロギーの違いを越えて集っている団体、それが世界戦略総合研究所といえます。

 当研究所が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のダミー団体ではないかという報道が複数のメディアでなされていますが、これは全くの虚偽報道であります。当研究所は独自の会員と全国支部組織を擁し、独自の出版物や雑誌を発行し、どの団体、人物からも一切の干渉を受けない独立した研究所です。世界平和統一家庭連合からは、協力、支援、援助を受けたことはございません。また、当法人から世界平和統一家庭連合に対して、協力、支援、援助をおこなったことは全くございません。

 上記の内容を明確にするために、阿部正寿個人の経歴と当研究所の成立経緯について以下に記載させていただきます。

 思い起こせば、私が政治に関わったのは1970年に開催されたWACL(世界反共連盟)日本大会の責任者となったことが最初です。当時、私は、国際勝共連合の事務総長を務めておりました。世界から76カ国の代表と一万名以上が日本武道館に集い、一丸となって反共産主義を訴えたことは、自身の人生観に強い影響を与えました。この経験が私の宝となり、以来、大学紛争が吹き荒れる中でも屈せず、過激派などの亡国左翼と敢然と闘うことができたのです。当時の日本は共産革命前夜のような状態であり、日本を救ったという強い自負が自分にはあります。

 その後、私は、英国に渡り、ヨーロッパで30年以上を過ごすこととなりました。東西冷戦の只中でベルリンの壁で千人以上のデモ行進を行ったこともありました。1997年にはイスラエルに渡り、そこでも平和運動を展開してまいりました。情報戦が渦巻くイスラエルから日本を見ると、日本の国防意識が著しく希薄なのが良くわかります。日本国を愛する私は、2000年11月、保守系シンクタンクとして日本国家戦略研究所を設立いたしました。

 2010年10月、私は、イスラエルから日本に帰国いたしました。当時の日本は、民主党連立政権下で左傾化の嵐が吹き荒れておりました。これではダメだ!強い危機感を持った私は、かつて事務総長を務めていた国際勝共連合に話を持ちかけました。しかし国際勝共連合に昔の面影は無く、その活動は縮小され、日本を守るどころか、一歩間違えば韓国中心主義に傾きかねないような状態に呆れてしまいました。私は、国際勝共連合では最早この状態を解決することは不可能であると判断し、この団体と袂を分かって独自に闘うことにいたしました。

 2011年2月、「立て直そう日本・女性塾」の定例会に講師として呼ばれた私は、主催者である伊藤玲子先生と深く意気投合、また、教育評論家の小林正先生、現在当団体の副会長を務める加藤幸彦氏等と共に、交流会を重ね、これをベースに現在の世界戦略総合研究所の法人化が推進されたのです。

 繰り返しますが、当研究所は、『尊皇愛国』の団体であり『日本の国益』を追求する団体であります。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)及び国際勝共連合とは、思想と方針が違う団体です。

 各種報道機関の皆様におかれましては、上記のことをしっかりとご理解の上、正確な報道を心がけてくださいますよう切にお願いする次第です。

以上