新着情報

news

災害派遣中こそ一層強化すべき国防態勢①

2020-09-23

 2011年3月11日に三陸沖沿岸に突発した巨大な地震と津波は2万人を超える死傷者と行方不明者に加え、住宅、公共施設、交通通信網、地場産業、農漁業資源にも多大な被害を生じた。

Fukushima I by Digital Globe.jpg
福島第一原子力発電所事故 2011年3月16日撮影
左から4号機、3号機、2号機、1号機  写真はWikipediaより

 それに加え、未曽有の福島原発事故が生じた後遺症は今も尚、解決に至っていない。今後、列島各地に多数存在する原発が攻撃を受けた場合に生ずる大惨害が連想される。福島原発事故は、各地の原発を防護すべき防空組織と局地警備態勢の極めて不備な実態を再認識させる好個の材料を与えたのである。

 確かに地震と津波の元凶は地下の大鯰であったが、それ以外の人為的な軽視できない脅威が列島を伺っていた事実を忘れるべきでない。(後述)

News Letter令和2年6 月号より

*当研究所は、混迷の時代に日本の行くべき方向を示す羅針盤として季刊ムック『和ORLD』を創刊しました。『和ORLD』 では国際情勢の分析や日本の国の価値を世界に知らせていくための特集を企画しています。

詳しくは↓のリンクから 『和ORLD』 ホームページをご覧ください

https://www.sesoken-world.com/

お得な年間購読もご用意しております。ぜひお申込み下さい