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インドネシアで反中感情高まる

2020-08-20

いま『コロナウィルス』問題で、インドネシアの『反北京感情』が高まっている。そのため、ジャカルタ政府は『反華人の民族感情』がたかまらないよう、必死となっている。

 最初、同国では三月だけでも586 人が感染し、55 人の死亡者を出した。その後国内各地に広がり、各種大型集会によりそれが拡大している。加えて『感染がひどい国』からの入国も拒否されており、両国の交渉後、中国上海に航空機を飛ばして『感染予防医薬品』の提供を受けている。

また2018 年に行われた『アジア大会』時の『選手村』を感染者病棟として使用したりしている。今春、南スラベジで『世界イスラム教大会』が開催され、8000 人が参加したが、この影響で500 人の感染者が出て、よけい『反中感情』が高まった。

インドネシアの位置
インドネシアの位置 写真はWikipediaより

これにより、インドネシア国内にすむ『中国系住民』への強い反発が生まれたもので、巷では『チャイナウィルス』と呼ばれているほどである。

 いまインドネシアでは『宗教層の保守化』が進んでおり、中国新疆自治区における『イスラム教徒弾圧』に反発する同国大衆の中国系住民への感情悪化がより強まっている。

 今後、当分同国で『反中国感情』が高まることは必須で、東南アジア情勢を見る場合の大きな注目点になるとみてよかろう。

 しかし、インドネシア政府は『反中国系住民』感情の高まりを必死になり、抑えようとしている。

News Letter令和2年7月号より