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何が日本の弱点なのか②

これを取り仕切ったのが、いわゆる55年体制という戦後の政治システムであり、裏で操ったのは米国である。今の自民党・旧社会党・共産党の勢力バランスで日本を操ろうとした米国のDivide and Ruleの原則である。

旧社会党はその余りの時代遅れの故に解体し、中道右派としての自民党と、絶対に政権の取れない高齢化した共産党と、あとはどうでも良い小党が残った。そして未だにモリ・カケ・サクラのようなくだらない、愚かなどうでも良い質問で安倍首相を悩ませ、大衆の注意をそらし、国防問題や米中対立のような日本に直接関わる大問題から目をそむけさせようと企んでいる。国民は自分がもらうことばかり考えていると、結局国家を失い全て奪われる時が来るであろう。

日本をこういう状態にしておいて、支配下に入れようと狙っている国があるのにそれが目に入らぬかとどなりつけたくなる。日本崩壊のお先棒を担ぐのが日本のメディアである。ここにこそメスを入れなければならない。

News Letter令和2年6月号より

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