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偏向メディアはGHQから始まった①

2020-09-03

最近「反日メディアの正体」(上島嘉郎著:経営科学出版)を読んだ。メディア、特に新聞が反日になったのはGHQによるWGIP(War Guilt Information Program)によるものである。GHQの方針は ①日本を再び米国の脅威とならせないこと ②日本の国力の中心であった日本精神と、それを構成する要素を排除することであった。その手段の一つがWGIPであり、新聞その他のメディアに対する検閲制度である。これには30項目があるが、そのうち一部を紹介する。

反日 メデイアの正体

 ①GHQ最高司令官(マッカーサー将軍)への批判

 ②極東軍事裁判への批判

 ③GHQが日本国憲法を起草したことへの批判

 ④連合軍各国への批判

 ⑤朝鮮人への批判

 ⑥中国への批判

 ⑦軍国(神国)日本の宣伝

 ⑧大東亜共栄圏への宣伝

 等の禁止項目が並ぶのである。

 GHQが行った占領政策はいろいろあるが、天皇制の存続を残し、他は財閥解体・家族制度廃止・農地改革・教育改革・政治犯の釈放その他多々ある。新聞・マスコミに関しては特に大東亜戦争を鼓舞した、朝日新聞に関しては社主の村山社長を始めとする役員全員を追放し、その代わりに牢屋から解放された左翼達が役員になった。ここから朝日新聞の左傾化が始まり、今日まで続いているのである。GHQは極東軍事裁判で戦犯を処刑し、続いて戦争遂行に協力した日本のあらゆる階層のうち20万人を公職から追放した。

 従って新聞界も朝日を先頭にその他大手新聞社も役員達は追放され、労働 組合のボス達や解放された思想犯達が新聞その他のメディアも牛耳るようになり、今日まで続いている。それが日本人の無気力を産み、挑戦する力を奪っているのである。

News Letter令和2年6月号より

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