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北や北京に有効なミサイル導入焦点

2020-08-17

日本を射程に置く『核弾頭』をもつ北や北京に対して、極めて有効な『抑止力』となるトマホークミサイルを日本が配備することが、北や北京への最大の『抑止力』になることを、北京は恐れているという。

トマホーク(ブロック IV)
写真はWikipediaより

この『トマホークミサイル』は米国製で、アメリカはイギリスにしか売却していない。有効射程距離1300キロ、これは北朝鮮全土と中国大陸主要沿海部を射程に収めることができる。北京は、2000発の弾道ミサイルを、北朝鮮も数百発それぞれ保有している。

 トマホークミサイルは、格納庫を少し改良すれば自衛艦にも搭載できるばかりか、『地上イージス計画』を断念した日本にとり、これを導入できれば大きな防衛力になる。

 将来の我が国にとり、不可欠なものであるが、問題は米国がその提供を認めるかどうかにかかっており、今後の日米関係を左右する大きな焦点となろう。

News Letter令和2年8月号より