習近平は世界へ謝罪と賠償せよ
昨年来、中国武漢発の新型コロナウィルスが世界に大騒動を巻き起こしている。
2020年3月1日、中国国家衛生健康委員会が受けた報告によると、新型コロナウィルスに感染した患者で、死者は42人増の2,912人、感染者は202人増の8万26人に達している。
習近平政権は初動を誤った。
新型コロナの発生地である湖北省の武漢市は、中国華中地方の重要都市である。
長江とその支流の合流点にある武昌・漢陽・漢口の三鎮からなり、第二次大戦中は「武漢三鎮」と称され、日本人にもなじみがあった。
水運の便が良く、交通の要衝であり、人口も1千万人を超え、長江沿いでは重慶・武漢・上海の三重要都市の一つであり、一大工業都市でもある。
そのため、日本企業の進出も多く日本人居住者帰国のために日本政府がチャーター便を5回も送った。
今回の新型コロナウィルスの発生経緯はつまびらかではないが、大方の推測を総合すると、海鮮市場からヒトに感染したらしい。
海鮮市場というから魚介類だけかと思ったら中国ではそこで野生動物も売っているらしい。しかも種類もやたら多く120種くらい。
その中にはコウモリ・クジャク・セイザンコウ・ハクビシン・アナグマ・アルマジロ等々、日本人なら食用に供することなど思いもつかないモノばかりである。
よく中国でSARS・MARS等の悪疫が発生する理由の一つは中国人のこの食習慣によるものが多い。
それはともかく武漢市で新型コロナ患者が出た時、習近平はミャンマーを訪問中だった。武漢市責任者は隠蔽しようとした。
習がこれを知らされたのは、ミャンマーから帰国し、雲南省を訪問して宴席に出ている時だった。
習はすぐWHOのペドロス事務局長に連絡し、WHOが緊急事態声明を出さないように要請した。
何故か?もしWHOが緊急事態宣言を発すると世界が中国に対し貿易と出入国禁止が出されることになるからだ。
この要請に対するOKを取り付けるため8時間が費やされた。この間武漢市では事態の悪化はドンドン進んでいた。明らかに初動ミスだった。
更に悪いことにWHOのテドロス事務局長は、中国で起こっていることは大騒ぎするほどのものでなく、中国はこれを治める能力があると擁護した。
これがまた新型コロナウィルスが世界に拡散することを許した理由の一つである。テドロス氏はエチオピア出身で、エチオピアは中国が莫大な投資をしている国であり、テドロス氏が中国からワイロをもらっていても少しもおかしくない。
ともあれ、全世界にこれほどの被害をもたらし、経済的にも莫大な損害をもたらした。
発生源の中国習近平氏は、世界人類の前に謝罪し、損害賠償をすべきである。誰も何故これを言わないのか?ましてこの人物を国賓として招待する等とはもっての外である。
そして中国とつるんでいるテドロス氏は即刻WHO事務局長を辞任すべきである。中国は新型コロナウィルスで習近平政権は崩壊する。
中国共産党の70年終焉説があったが、2019年で丁度70年になった。この新型コロナウィルスは中国共産党支配の終焉を告げる晩鐘であろう。
News Letter令和2年3月号より